旅や巡礼の記念品として人気の「御朱印帳」。
手帳ほどの大きさの帳面には、神社や寺院の御朱印が集められ、
参拝した日付とシンプルなものからスタイリッシュなものまで
オリジナルのデザインの朱印が刻まれます。
今回は、そんな「御朱印帳」に全く興味がなかった私が急に集め始めたきっかけや、
御朱印帳の魅力についてご紹介していきます。
「御朱印帳とは?」御朱印帳の起源と歴史
御朱印帳の起源は諸説あるようですが、六十六部廻国聖(ろくじゅうろくぶかいこくひじり)
と言われています。六十六部廻国聖とは日本廻国大乗妙典六十六部経聖
(にほんかいこくだいじょうみょうてんろくじゅうろくぶきょうひじり)の略で、
法華経を全国66か国の霊場を巡り、66部写し、寺社に納経(のうきょう)する修行者のことです。
鎌倉時代後期から室町時代初期にはすでに活動が確認できるそうです。
その、納経した証として受け取った納経請取状(のうきょううけとりじょう)が
御朱印帳の起源と言われているそうです。鎌倉時代からなんて歴史に重みがありますね。
最初は本当に経なので文字のみで朱印はない状態ですが、
江戸時代あたりから現在の御朱印に近いものになっていったようです。
各地でいただく朱印もですが、まっさらな状態の御朱印帳もデザインの豊富さが
魅力の一つです。伝統的なものから現代風のものまでさまざまなスタイルがあり、
個々の好みや旅の思い出に合わせて選ぶことができます。限定デザインのものもあるので、
自分らしい御朱印帳を見つける楽しさがあります。
朱印だけではなく、季節に合わせたイラストや切り絵風。
おまけのお守りだったりビックリマンシール風だったり!
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これを知ったら集めたくなる!御朱印帳を集めるようになったきっかけ
「なぜ御朱印帳を集めるの?何かいいことあるから?」
ずっと疑問に思っていました。まったく興味がなかった私は、
集めだしたらはまってしまうのが怖い!と、なんとなく避けていました。
ところが、そんな私がある時をきっかけに急に集め始めます。
それは・・・関東一のパワースポットと呼ばれている、
常陸国最古の霊山、御岩山の麓に鎮座する御岩神社へ参拝したことがきっかけです。
御岩神社は、鳥居をくぐった瞬間に、異世界に入り込んでしまったように空気感が変わります。
生い茂る緑、木々の隙間から光が差し、キラキラ輝く苔の絨毯、樹齢600年の三本杉のご神木は圧巻です。
鳥居から御岩神社は徒歩8分程ですが、山頂付近のかびれ神宮まで行き、
山頂まで行くのに一時間程のちょっとした登山です。
下山する際、「あーこの場所心地いい!」と思ってカメラで撮ってもらったら、神秘的な写真が撮れましたよ。
(画像なくてすみません)
ここは本当に元気なエネルギーをいただけるパワースポットです!
初めて登拝した時は、持病があり落ち込み気味だった母と行ったのですが、
歩いているうちに元気を取り戻していました。
一発で虜になってしまった私は、旅の思い出にと御朱印帳を購入したのですが、
この御朱印帳のデザインもまたツボで!
大好きな月と太陽、龍
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自分が好きな神社仏閣で、自分好みの御朱印帳を手にすることができるってとてつもなく幸せ!
という体験をしたのです。
また、御朱印帳は参拝した場所のご利益が記帳してもらった後も続くというのをご存じですか?
それを知ったのも御岩神社に行ってからのタイミングだったので、益々集めることに抵抗がなくなったのです。
神社とお寺でわけたほうがいい??御朱印帳の集め方
御朱印を集めはじめてすぐに、お寺に行くことがありました。
お寺も御朱印があることを知り、すぐに記帳してもらった後で疑問がわいたのですが、
神社とお寺って御朱印帳分けた方がいいのかな?でした。
調べてみましたら、どちらでも構わないが、できれば分けた方がいいという意見が多いです。
これは私見ですが・・・祀るものに相違があるので、分けた方がいいのかもしれません。
ただ、旅の思い出として眺めるために集めているのであれば、
分けない方が回想する際に思い出しやすいと思います。
私はなんとなくですが、様々な場所の御朱印帳が1冊と、好きな神社の御朱印を購入したら、
その神社だけしか記帳しないというマイルールを作っています。
好きな神社に前回いつ行ったかをすぐに把握できるので。ご自身の好きな形で、
楽しんで集めるといいと思います。
まとめ
「御朱印帳とは?」御朱印帳の起源と歴史
法華経を納経した証として受け取った納経請取状(のうきょううけとりじょう)が御朱印帳の起源
これを知ったら集めたくなる!御朱印帳を集めるようになったきっかけ
自分が好きな神社仏閣で、自分好みの御朱印帳を手にすることができる幸せ
参拝した場所のご利益が記帳してもらった後も続く
神社とお寺でわけたほうがいい??御朱印帳の集め方
どちらでも構わないが、できれば分けた方がいいという意見が多い
自身の好きな形で、楽しんで集めるのが良い