今回はペンで描く点描画の魅力について説明していきます。
実際に点を打つことにより、あなたの心の変化も感じてみてくだいね。
点描画の魅力と驚きの効果とは?
点描画とは、たくさんの点を集結させた作品です。
紙や点の大きさにもよりますが、何万、何千、何億と点を打っていく作業ですので
かなり根気がいります。
集中力が途切れたら10分休憩する、翌日にまたトライしてみる等ご自身のペースで行ってください☆
興味が湧いたあなた!
実は点描画にはこんなメリットがあるので、是非試していただきたいです。
①無になる時間を過ごせる
②自分軸が強まる
③思考をリセットできる
④とりあえず何か始めたい時簡単にできる
一つずつ解説していきますね。
①無になる時間を過ごせる
ひたすら点を打っていくと無になり、意外と時間が経っていることに気づきます。
実は、瞑想と同じ状態になるためとてもリラックスした優雅な時間を過ごすことができます。
②自分軸が強まる
無になるということはインスピレーション(直感)が冴えわたり
ハイヤーセルフ(高次の自分)と繋がりやすくなり自分軸(他人の意見に翻弄されない。自分の本当にしたい想い)
がゆらがなくなります。
③思考をリセットできる
人は一日に6万回考えていると言います。
無意識になっている時も含めてですので、知らず知らずのうちに脳が疲れているんです。
そんな時は瞑想をして思考をストップしましょう。
①とも繋がりますが、瞑想=無になる=思考をリセットする ということなのです。
④とりあえず何か始めたい時簡単にできる
ペンと紙さえあればすぐに描きだせるので、何か始めたいなという方にぴったり!
小学生くらいのお子さんや年配の方まで気軽に点描画の制作ができます。
陰影を理解して濃淡をつけてみるとよりリアルになる
点描画をよりリアルに描写するには、被写体の陰影をつけることが効果的です。
この世界では光と影が存在します。光があるということは影があるという事なのですが、
ここでは陰(かげ)と影(かげ)の違いについて説明していきますね。
下のゴルフボールの画像を見てください。
このゴルフボールには二種類のかげがあるのがわかりますか?
ボール自体についているかげと芝生についているボールのかげ。
実はこのかげは呼び方が違います。
ボールについているかげが『陰』、芝生についていてるボールのかげが『影』なんです。
そして、光が直角に当たる一番明るい部分がハイライトといいます。
モチーフは3つのトーンで分けるとよりリアルに表現できます。
下図では陰と影、ハイライトにざっくり分けたものにさらにグラデーションを作りぼかしたものです。
点描画は濃淡を表現するのに、濃く(影の部分)したい場合は点を細かく打つ。
(又はmmサイズの大きいペンを使う。)薄くしたい場合(陰の部分)は影の部分よりも点を少なくするとよいのです。
(又は濃くしたい時よりもmmサイズの小さいペンを使う。)
さらに言うと、ハイライトは点を打たない。
また、陰と影意外の部分は薄くした部分よりもさらに点を少なくすればよりリアルになります。
※今回制作するバラについては影の部分は意識しなくてOKです。
但し、バラの花びらの陰部分に濃淡をつけていきます。
下図にmmサイズの違うペンについて説明していますが、
0.5mmのペンで打ち続けた場合と、0.5mmと1.0mmを使用した物とであまり大差はないように見えますよね。
ですが、陰の部分は小さいドットをたくさん打つよりも大きいドットを打った方が楽なんです。
2本サイズの違うペンを用意して楽しちゃいましょう。
色々とサイズがありますが、まずはお試しで0.5mmと1.0mmあれば十分です。
実際に下絵をプリントアウトしてトレースして描いてみよう!
では実際に下絵をプリントアウトしてトレースしていきましょう。
【用意するもの】
①プリンター、A4コピー用紙
②鉛筆、ティッシュ、マスキングテープ
③赤ボールペン、黒ジェルボールペン0.5mm、1.0mm
④ケント紙
一つずつ説明していきますね(*^^*)
①プリンター、A4コピー用紙
下部のPDFをダウンロードしてA4用紙にプリントアウトします。
A4用紙は厚手のものではなく普通紙でOKです。自宅にPCとプリンターが無い場合は、
スマホでPDFをダウンロードしてコンビニでプリントアウトしてください。
(スマホでダウンロード コンビニで印刷 と検索すればたくさんやり方が出てきます。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでできますがいずれもアプリをダウンロードして印刷します)
実際はA5サイズが二部、A4用紙一枚に出力されます。
※一枚はトレース用、もう一枚は見本としてご使用ください。
②鉛筆、ティッシュ、マスキングテープ
①の用紙の裏側を塗りつぶしていくのに使用します。その後ティッシュを使い、塗りを全体的にのばします。
マスキングテープはトレースする際に用紙を固定するのに使用します。ない場合はセロテープでもOKです。
③赤ボールペン、黒ジェルボールペン0.5mm、1.0mm
赤ボールペンはトレースする際に使用します。
黒ジェルボールペンはボール径サイズが0.5mm一本でもよいのですが、前章でお伝えした通り二本にして楽しちゃいましょう。
0.5mm、0.7mmのだと点の密度の大差がなく自然な印象の仕上がりになりますのでこちらもオススメです。
④ケント紙
A5サイズですがA4サイズを半分に切ればOK。
一枚単位で購入できないことが多いです。
今後使用する予定がなく、購入するのに迷ったらコピー用紙(上質紙)でもOKです。
画用紙ですと、デコボコがあり描きにくいかもしれません。
また、表面がツルツルの用紙ですとインクがのりませんので使用しない方がよいと思います。
準備ができましたか?
下の画像(準備中)から流れを確認して実際にトレース(敷き写し)てから点を打っていきましょう。
流れ画像(準備中)
①プリントアウトした用紙を半分に切る
一枚はトレース用、もう一枚は見本としてとっておく
②①の裏面を鉛筆を横にして塗りつぶしていく。
バラの部分のみでOK。
完了したらティッシュで塗りをのばします。
③ケント紙を①を上にして重ねる。
ぴったり重なったところをマスキングテープで留める。
(ケント紙にテープが付かないようにきっちり重ねると綺麗にはがせます)
④トレース
赤ボールペンでバラをなぞっていきます。
黒ボールペンでなぞるとどこをなぞったのかわかりにくくなるので赤ボールペンがオススメです。
⑤黒ジェルボールペンで輪郭を描いていきます
0.5mmを使用してバラの輪郭を描きます。ペンをまっすぐに持ち、点を打っていきます。
⑥陰の濃いところを1.0mmで打っていきます。
打ってすぐのところをこすると当然ですがインクがのびて台無しになります。
右利きの方は左側から打ってください。左利きの方は右側から打ちます。
(下の画像はフライングしています💦)
⑦ここで陰影の陰の部分を意識して点を打っていきましょう。
一番光が当たっているところ(白い部分)は点を打たないでおきます。
花びらが重なって陰が落ちているところの濃淡を点で調節してください。
薄くしたい場合は点をまばらにします。
濃くしたい場合は密度をあげます。
あとは花びらのしわを描くことによって立体的に見えてきます。
⑧準備中
まとめ
●点描画の魅力と驚きの効果とは?
①無になる時間を過ごせる
②自分軸が強まる
③思考をリセットできる
④とりあえず何か始めたい時簡単にできる
●陰影を理解して濃淡をつけてみるとよりリアルになる
陰と影の違いを理解し、濃淡をつけることでよりリアルに描写できます
●実際に下絵をプリントアウトして描いてみよう!
用意するもの
①プリンター、A4コピー用紙
②鉛筆、ティッシュ、マスキングテープ
③赤ボールペン、黒ジェルボールペン0.5mm、1.0mm
④ケント紙
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